たまたまつけていたNHKで、玉音放送を録音した人が全国を歩いて自分の体験を話しているというニュースが流れた。 私は今まで玉音放送は生放送だとばかり思っていたのでびっくりし、見入った。
14日に、大事な録音があるからと言われて皇居に向かい、神様である天皇陛下に初めてお会いし、緊張の中、録音はスタートしたのだそうだ。 内容は全く覚えていないという。失敗できない仕事で、録る事にただただ集中していたと語った。
録音が終了して坂下門から帰ろうとした時、徹底抗戦を掲げる一部将校が彼らを拉致したのだそうだ。目的は録音したものを奪う事。それが流れなければ戦争終結の情報は国内には流れず、更に多くの尊い命が失われたかもしれない。 録音したテープは宮内庁に預けてきたため奪われることはなく、クーデターは失敗に終わった。15日朝には反乱を企てた将校等は全員逮捕されたそうだ。 そして、ラジオから全国民へ戦争終結が伝えられた。
忘れたい事、忘れたくない事、忘れなきゃいけない事…色々あるけれど、「忘れてはいけない事」として、伝承しなければならない事実はある。 録音に携わった職員の方で生存されているのは出演されていたこの方だけになってしまったそうだ。 「自分がいなくなっても、誰かが後の世に伝えていかなくてはいけない」とおっしゃっていた。 自分の親でもあまりよく覚えていないという玉音放送。裏にこんな事がおきていたとは。また一つ勉強になった。
今日、8月15日、オリンピックでは準々決勝で日本VS中国の試合がある。中国では今日は「日本が負けた日」として特別な日になっているそうだ。反日感情で過激な応援になるのを中国側も警戒しているとの事。 今まで幾たびもスポーツに政治・歴史的背景が介入してきた悲しい出来事がある。 選手達はもちろんそんなこと考えていないだろう。会場に応援に行く人達には、どうか選手を悲しませるような応援だけは謹んでもらいたい。 テーマ:考えさせるニュース - ジャンル:ニュース
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